Jw_cadでの作図作業において、クロスラインカーソルの機能について解説します。 単なる十字のカーソルではなく、作図を補助する機能が備わっています。
矩形コマンドでの寸法指示
矩形コマンドを使用し、数値を入力せずにマウスで寸法を指示する場合、通常は寸法が0.001単位で細かく変動します。
しかし、クロスラインカーソルを表示させた状態にすると、画面に「実寸 1mm」と表示され、マウスを動かすと1mm単位できりの良い数値で変動するようになります。
さらに、画面を縮小して表示倍率を変えると「実寸 10mm」という表示に切り替わり、10mm、20mm、30mmと10mm単位で変化するため、マウスだけでも正確な寸法を取りやすくなります。
スケール(目盛り)の実寸と図寸の切り替え
クロスラインカーソルに表示される目盛りは、スケールとして機能します。
この目盛り部分を右クリックすると、「実寸」と「図寸(図面上の寸法)」を切り替えることが可能です。
例えば、縮尺が1/2の図面の場合、実寸の100mmは印刷時に紙面上で50mmとなります。
図寸に切り替えることで、印刷時の紙面上の寸法として目盛りを確認することができます。
クロスラインカーソルの表示・非表示の切り替え
クロスラインカーソルの表示方法は複数あります。用途に合わせて使い分けることが可能です。
ステータスバーからの切り替え
画面下部のステータスバーにマウスカーソルを合わせます。
右クリック:
目盛り付きのクロスラインカーソルが表示されます(再度右クリックで非表示)。左クリック:
目盛りなしのクロスラインカーソルが表示されます(再度左クリックで非表示)。
基本設定からの切り替え
常にクロスラインカーソルを表示させておきたい場合は、基本設定から行います。
「基本設定」を開き、「一般(1)」タブを選択します。
「クロスラインカーソルを使用する」にチェックを入れ、「OK」ボタンを押します。
常に表示されていると画面が見づらいと感じる場合は、すぐ横にある「範囲選択の時のみ」にチェックを入れておくと、範囲指定の操作時のみクロスラインカーソルが表示されるようになります。
動画
動画で解説しました。ご参照ください。