AutoCADの3Dモデリングにおいて、線から立体を作成できる「ポリソリッド」コマンドの操作方法について解説します。
押し出しコマンドとの違い
通常、図形を立体化する際には「押し出し」コマンドを使用することが多いかと思われます。
長方形などの閉じた図形を押し出すと中身の詰まった立体(ソリッド)になります。しかし、単一の「線」に対して押し出しコマンドを実行すると、厚みのないサーフェスとして立ち上がってしまいます。
ポリソリッドコマンドの特徴
「ポリソリッド」コマンドを使用すると、元の図形が単なる線であっても、指定した「幅(厚み)」と「高さ」を持たせてソリッドとして立体化することが可能です。
ポリソリッドコマンドの操作手順
具体的な操作の流れは以下の通りです。
1. コマンドの実行
リボンメニューから「ポリソリッド」のアイコンをクリックしてコマンドを実行します。
2. 幅と高さの設定
コマンドラインのオプションから「幅」を選択し、任意の数値(例:5)を入力してEnterキーを押します。 続けてオプションから「高さ」を選択し、任意の数値(例:30)を入力してEnterキーを押します。
3. オブジェクトの選択
オプションから「オブジェクト」を選択し、元となる線の図形をクリックします。 これで線に厚みと高さが反映され、立体化が完了します。
ポリラインへの応用
複数の線が繋がった「ポリライン」に対しても同様の操作が可能です。あらかじめポリラインで図形を作成しておき、ポリソリッドコマンドで幅と高さを設定(例:幅5、高さ50)してオブジェクトを選択すると、繋がった形状のまま一括で厚みを持たせた立体を作成できます。
動画
動画で解説しました。ご参照ください。