Jw_cadにおける寸法機能の解説、第2弾です。 以前ご紹介しきれなかった、寸法に関する便利な機能やテクニックを4つ追加で解説します。
■ 1. 2線の交点を指定せずに角度寸法を入れる方法
[
「寸法」コマンドを選択し、「角度」をクリックします。
1本目の線を「左ダブルクリック」で指示します。
2本目の線を「左クリック」で指示します。
寸法値の配置位置を「左クリック」して確定します。
180度以上の角度を表現したい場合は、指定する順番が重要です。Jw_cadでは反時計回りに角度が計算されるため、最初に指定する線を左ダブルクリックし、反時計方向にある2本目の線をクリックすることで、意図した側の角度を指定できます。
■ 2. 寸法コマンド実行中に文字入力を割り込ませる方法
[
寸法コマンド実行中に、クロックメニューの0時方向へドラッグして「文字」を呼び出します。
一時的に文字コマンドに切り替わるので、文字を入力して画面上に配置します。
配置が終わると自動的に直前の寸法コマンドに復帰するため、そのまま寸法入力を継続できます。
この機能を使用するには、事前の設定が必要です。メニューの「設定」から「環境設定ファイルの編集・作成」を開き、「文字」の項目を「1」に設定しておいてください。これにより、割り込み処理が可能になります。
■ 3. 入力済みの寸法値の小数点桁数を一括変更する方法
[
「寸法」コマンドを選択し、コントロールバーの「少数桁」をクリックして「1」に変更します。
「範囲選択」で、桁数を変更したい寸法を囲んで選択します。
「属性変更」を選択し、「寸法図形の値更新」にチェックを入れます。
「OK」ボタンをクリックすると、選択した寸法の桁数が一括で変更されます。
※この操作は、対象の寸法が「寸法図形化」されている必要があります。
■ 4. パラメトリック変形を使った寸法線・引き出し線の位置調整
[
「パラメトリック変形」コマンドを選択し、移動させたい寸法線や引き出し線の部分を範囲選択します。
起点の位置を指定します。
変更したい方向へマウスを移動させ、適当な場所でクリックして位置を直します。
複数の寸法線のバランスを後から整える際に有効な操作です。
動画
本記事の操作手順は、以下の動画でも詳しく解説しています。
実際の画面の動きを確認したい方は、合わせてご活用ください。