【AutoCAD 3Dの初歩④】面・エッジ・頂点の確実な選択方法

AutoCADで3Dモデリングをスムーズに進める上で、作図と同じくらい重要なのが「思い通りに選択するスキル」です。

2Dの図面と違い、3Dモデルには「全体」「面」「エッジ(線)」「頂点(点)」という異なる要素(サブオブジェクト)が含まれています。例えば、「角を丸めたい(フィレット)」ときはエッジを、「面を押し出したい」ときは面を正確に選択しなければなりません。

今回は、3Dモデリングの基本となる4つの選択方法について分かりやすく解説します。


1. 3Dモデル「全体」を選択する方法

移動やコピーなど、オブジェクトそのものを操作したい場合の基本操作です。

  • 操作方法: 3Dモデルの任意の場所をそのまま クリック します。

  • ポイント: モデル全体がハイライトされれば選択成功です。


2. サブオブジェクト(頂点・面・エッジ)の選択方法

3Dモデルの特定の部分だけを編集したい場合は、以下の2つのアプローチがあります。ご自身の操作しやすい方を選んでみてください。

【おすすめ】ショートカットキーを使う方法(時短に便利!) キーボードの Ctrl キーを押したまま、目的の箇所をクリックするだけで直感的に選択できます。

【確実】選択フィルターを使う方法 画面上の「サブオブジェクト選択フィルター」を切り替えることで、指定した要素以外は選択できなくなるため、誤操作を防げます。

具体的な3つの要素の選択手順は以下の通りです。

① 頂点(ポイント)を選択

角をつまんで形状を変形させたい時などに使用します。

  • 方法A: フィルターを「頂点」に設定してクリック

  • 方法B: Ctrl キー + 頂点をクリック

② 面(サーフェス)を選択

面を押し出したり、色を変えたりする際によく使います。

  • 方法A: フィルターを「面」に設定してクリック

  • 方法B: Ctrl キー + 面をクリック

③ エッジ(線)を選択

角を面取りしたり、丸めたり(フィレット)する際に必須の操作です。

  • 方法A: フィルターを「エッジ」に設定してクリック

  • 方法B: Ctrl キー + エッジをクリック


動画での詳しい解説

文字だけでは少しイメージしにくい「画面上のハイライトの様子」や「マウスの細かい動き」については、以下の動画で詳しく解説しています。

ぜひ動画を見ながら、一緒にAutoCADを操作してみてください。



まとめ 3D操作に慣れないうちは、「面を選択したつもりが、全体を選択してしまっていた」というミスがよく起こります。まずは Ctrl キーを押しながらクリックする感覚を掴むのが上達の近道です。