Jw_cadで図面を作成している際、入力済みのハッチングだけをまとめて削除したい場面があります。通常の消去コマンドと属性選択を組み合わせる方法が一般的ですが、今回はマウスクリックの回数を減らして、よりスムーズにハッチングを削除する手順を解説します。
基本的なハッチングの削除方法(おさらい)
まずは、標準的な操作手順を確認します。
「消去」コマンドを選択します。
「範囲選択消去」をクリックします。
削除したいハッチングが含まれる範囲を、始点と終点でクリックして囲みます。
コントロールバーの「属性選択」から「ハッチ属性指定」を選び、「OK」を押します。
ハッチングのみが選択された状態になるため、「選択確定」をクリックして消去します。
この手順でも問題なく消去できますが、画面上のボタンを何度もクリックする必要があるため、少し手間がかかります。
クロックメニューを活用した効率的な削除方法
続いて、マウスのドラッグ操作(クロックメニュー)を利用して、操作の手間を大幅に減らす方法をご紹介します。
「消去」コマンドを選択します。
左ボタンを押したまま「4時の方向」へドラッグし、範囲選択メニューを出してから、そのまま斜めにマウスを動かして図形を囲みます。
右下をクリックして範囲を決定します。
ここで画面上の「属性選択」ボタンを押す代わりに、左ボタンを押したまま「2時の方向」へドラッグし、そのまま右ボタンも同時に押します。
メニューが切り替わり「ハッチ属性選択」が表示されるので、そこでボタンを離します。これでハッチングだけが選択されます。
最後に、左ボタンを押したまま「0時(真上)の方向」へドラッグします。「選択確定」が実行され、ハッチングが削除されます。
おわりに
画面上のメニューボタンをその都度クリックするよりも、マウスのクロックメニューを使いこなすことで、作業のスピードが向上します。
動画
動画で解説しました。ご参照ください。