【Jw_cad】動作が重い時の解決策:「印刷時のみ塗りつぶし」でデータを軽くする方法

 Jw_cadで作図をしていると、塗りつぶし(ソリッド)やハッチングを多用した結果、画面の動きが遅くなりデータが重く感じることがあります。

このような状態を避けるには、「作図画面では塗りつぶしを表示せず、印刷時のみ塗りつぶしを適用する」という設定が有効です。

本記事では、レイヤー名を利用して印刷時だけ塗りつぶしを行うテクニックを解説します。基本の「線色」を使う方法と、「任意色」を使う方法の2種類をまとめました。


1. 線色番号の色で塗りつぶす方法

特定のレイヤー名を設定することで、そのレイヤー内の閉じた図形を印刷時にのみ塗りつぶすことができます。

  1. 塗りつぶしたい図形があるレイヤー(例:0番レイヤー)を右クリックし、レイヤー一覧を表示します。

  2. 対象レイヤーの番号(名前部分)を左クリックして、レイヤー名の入力窓を開きます。

  3. 半角で「#CP」と入力し、続けて指定したい線色番号を入力します。(例:線色1番で塗りつぶす場合は「#CP1」)

  4. 「OK」を押して設定を完了します。

  5. 印刷コマンドを実行し、プレビュー画面を開きます。

  6. キーボードの「Ctrl」キーを押しながら作図画面をクリックすると、設定した線色での塗りつぶしが反映されます。


2. 任意色で塗りつぶす方法

任意色を使用したい場合は、まず使いたい色の「色番号」をクリップボードに取得する特殊な操作を行います。

  1. 画面上に、目的の任意色で作成したソリッド図形を仮置きします。

  2. キーボードの「Tab」キーを4回押します。ステータスバーに「属性取得+」と表示されるのを確認します。

  3. その状態で仮置きしたソリッド図形をクリックします。色番号(例:8421631など)が表示され、自動的にクリップボードにコピーされます。

  4. 対象のレイヤー名入力窓を開きます。

  5. 半角で「#C」と入力し、続けて先ほどコピーした色番号を貼り付けます。(例:「#C8421631」。線色の時と違い「P」は不要です)

  6. 仮置きしたソリッド図形を消去します。

  7. 印刷のプレビュー画面で「Ctrl」キーを押しながらクリックすると、任意色での塗りつぶしが確認できます。


動画での操作解説

実際の画面操作については、以下の解説動画をご覧いただけます。具体的な手順の確認にご活用ください。