Jw_cadで石垣やコンクリートなどの図形をハッチングする際、直角ではない斜めの四角形に対して行うと、隙間やムラができてしまい、綺麗に配置するのが難しいと感じたことはありませんか。 AutoCADのスーパーハッチのような機能が備わっていないJw_cadでは、少し工夫が必要です。
先日、ある生徒さんからこの操作についてご質問をいただきました。同じように悩んでいる方の参考になると考え、図形ハッチングをスムーズに行うためのポイントをまとめました。
以下の3つの小技を活用することで、ハッチング後の手直し作業を大きく減らすことができます。
図形でハッチングするための3つの小技
1. 図形登録時の基準点を「中心」にする ハッチング用の図形を範囲選択して登録する際、初期設定では基準点が端になっています。これを図形のだいたい「中心」に変更してから登録します。対角の端点を右クリックして中心を取る方法が便利です。
2. 軸角を斜めの線に合わせる 水平のままハッチングを行うと図形がずれる原因になります。クロックメニュー(右ドラッグから午後5時の方向「軸角取得」)などを使い、あらかじめハッチングしたい斜めの線に座標軸の角度を合わせておきます。
3. ハッチング実行前に範囲の基準点を変更する ハッチングの設定を行った後、実行する前に「基準点変更」をクリックし、ハッチング範囲の角(左下など)を基準点に指定してから実行します。
これらの設定を行うことで配置のムラが少なくなり、移動や複写コマンドを使ったあとの微調整作業がやりやすくなります。
文章では伝わりにくい細かな操作手順や、不要な線の整理コマンドを用いた消去方法などについては、以下の動画で詳しく解説しています。 実際の画面の動きを確認しながら操作していただけますので、あわせてご参照ください。