Jw_cadで図面を作成していると、散らばった文字をきれいに並べ直したい場面があります。今回は文字編集に関するテクニックとして「整列」のやり方を解説します。
文字を縦に揃える基本操作から、整列させた文字を利用して素早く表を作成する手順、そして数値を小数点の位置で正確に合わせる応用テクニックまでをご紹介します。
1. 縦方向への文字の整列手順
バラバラに配置されている文字を、一定の間隔で縦一列に揃える方法です。
範囲選択を行う 「範囲選択」コマンドを実行します。対象となる文字をマウスで囲み、右下で右クリックをして選択を確定させます。
文字位置・集計コマンドの選択 画面上部のメニューから「文字位置・集計」をクリックします。
起点の指定 文字の起点を設定します。多くの場合「左下」が扱いやすいため、左下に設定しておきます。
行間隔の設定 文字の高さに合わせて行間を設定します。たとえば文字の高さが5の場合は、間隔も5(入力欄には 5, 0)に設定します。横方向の文字数制限は「なし」にしておきます。
位置の決定 図面上の揃えたい基準位置をクリックすると、指定した間隔で文字が縦に並びます。
2. 整列した文字を利用して表を作成する小技
文字を整列させた後、その規則正しい配置を利用して簡単な表を作成することも可能です。
基準となる線を引く 「線」コマンドを使用します。文字の起点が左下になっていることを利用し、文字の左下付近で右クリックをして起点を取得し、横線を引きます。
複線コマンドで線を増やす 「複線」コマンドを選択し、先ほどの横線をクリックします。文字の行間隔と同じ数値(今回の例では5)を指定し、マウス操作で線を複写します。「連続」ボタンを押すことで、すべての行の下に素早く線を引くことができます。
縦線を引いて枠を整える 縦方向の線も文字の起点を活用して引きます。その後「コーナー」コマンドを使って線の交点をつなぎ合わせます。
不要な線を消す 「消去」コマンドの「節間消し」にチェックを入れ、はみ出した不要な線を消去すれば表の完成です。
3. 数値を小数点で揃える応用テクニック
金額や寸法など、桁数が異なる数字を並べる際は、小数点の位置で揃えると見栄えが良くなります。
数字の範囲選択 縦に並べたい数字を「範囲選択」コマンドで囲んで確定します。
文字位置・集計の設定 先ほどと同じように「文字位置・集計」をクリックし、行間隔の数値を入力します。
小数点を起点に設定する ここが最大のポイントです。Shiftキーを押しながら起点のボタンをクリックすると、表示が「起点(.)」に変わります。これで小数点が基準として認識されます。
位置の決定 揃えたい位置でクリックすると、すべての数字が小数点の位置で一直線に揃います。
まとめ
Jw_cadを使った文字の整列方法と、それに関連する表作成の手順を解説しました。
文字や数字が規則正しく配置されていると、図面全体がとても読みやすくなります。日常の作図作業に今回のテクニックを取り入れて、図面作成にお役立てください。
動画
動画で解説しました。ご参照ください。