AutoCADで作業をしている際、複数の図面ファイルに含まれる共通の文字列を一度に変更したい場面があるかと思います。ファイルを一つずつ開いて修正するのは手間がかかりますが、外部参照(アタッチ)機能を活用することで、複数のファイルの文字をまとめて置換することが可能です。
本記事では、その具体的な手順を解説します。
【準備】 例として、「テスト1」のファイルに「テストA」「テストB」、「テスト2」のファイルに「テストC」「テストD」という文字が含まれており、これらの「テスト」という部分を「テスト変更」に置き換える作業を想定します。
手順1:新規ファイルの作成と外部参照(アタッチ) まず、新規で図面ファイルを開きます。 「挿入」タブから「アタッチ」を選択し、文字を置換したい対象のファイル(テスト1、テスト2など)を選んで開きます。画面上の適当な位置をクリックして図面内に配置します。 この作業を行う際、参照元となる元のファイルはあらかじめ閉じておきます。
手順2:検索オプションの設定 次に「注釈」タブにある検索機能を使用します。 検索欄に置換前の文字(例:テスト)を入力し、虫眼鏡の検索ボタンをクリックします。初期設定のままでは「見つからない」と表示されることがあります。 その場合は、矢印をクリックしてオプション画面を展開し、「外部参照を検索」のチェックボックスにチェックを入れます。
手順3:一括置換の実行 オプションの設定後、再度検索ボタンをクリックすると、アタッチしたファイル内の該当する文字がすべて検出されます。 続いて、置換後の文字列(例:テスト変更)を入力し、「すべて置換」を実行します。 その際、「すべての外部参照の文字を置換する」という項目が表示されるため、そこにチェックを入れてOKボタンを押し、処理を完了させます。
手順4:変更の確認 最後に、元のファイル(テスト1、テスト2)をそれぞれ開き、文字が正しく置き換わっているか確認します。
この手順を用いることで、複数のファイルにまたがる文字の修正作業を効率よく進めることができます。日々の図面管理や修正業務にお役立てください。
動画
動画で解説しました。ご参照ください。