【AutoCAD】図形の拘束を削除(解除)する方法と注意点

 AutoCADで図形に設定された「パラメトリック拘束」を解除する手順について解説します。 図形が意図しない動きをしてしまう場合や、拘束設定が不要になった際の参考にしてください。


拘束を解除する手順

拘束を完全に解除するためには、「拘束を削除」コマンドを使用します。

【操作手順】

  1. コマンドの実行 リボンの「パラメトリック」タブを開き、「拘束を削除」ボタンをクリックして実行します。

  2. 図形の選択 画面上に「オブジェクトを選択」と表示されます。拘束を解除したい図形(線分や長方形など)をクリックして選択します。

  3. 処理の確定 選択が完了したら、Enterキー(または右クリック)を押して確定します。

これで図形から拘束のマークが消え、設定が完全に解除されます。


注意点:アイコンの「×」マークは非表示になるだけ

図形のそばにある拘束マークにマウスカーソルを近づけると、「×」ボタンが表示されます。 この「×」をクリックすると画面上からマークは消えますが、これは一時的に「非表示」になっただけであり、拘束そのものは解除されていません。

対象の図形を選択し直すと、再び拘束マークが表示されます。完全に拘束の設定を取り消したい場合は、アイコンを消すのではなく、必ず前述の「拘束を削除」コマンドを使用するようにしてください。


動画での解説

実際の画面の動きや操作の流れについては、以下の動画で詳しく解説しています。テキストとあわせてご参照ください。