【AutoCAD】一括トリムで作業効率化。クイックモード「フェンス」の活用法

 AutoCADで作図を進める中で、不要な線を複数まとめて処理したい場面は頻繁に発生します。今回は、トリムコマンドの「クイックモード」を利用して、一括でトリムを行う便利なテクニックをご紹介します。

近年のAutoCADでは、トリムの標準機能としてクイックモードが採用されています。このモードの最大の利点は、マウス操作による「フェンス」選択がすぐに使えることです。一つひとつクリックして消す手間が省け、作図スピードが向上します。


操作手順

具体的な手順は以下の4ステップです。

  1. トリムコマンドの実行 リボンから「トリム」アイコンをクリックするか、キーボードで TR と入力してEnterを押します。

  2. フェンスの始点を指定 トリムしたい図形の近くの空間で、1度目のクリックをします(ドラッグしたままにする必要はありません)。

  3. トリムする図形をまたぐ そのままマウスを動かし、切り取りたい複数の線をまたぐようにガイドライン(フェンス)を引きます。

  4. フェンスの終点を指定 対象をすべてまたいだら、2度目のクリックをします。フェンスと交差した部分が即座に一括トリムされます。


動画での詳しい解説

実際の画面操作については、以下の動画で詳しく解説しています。 テキストでは伝わりにくいマウスの軌跡や、クリックのタイミングなども確認いただけますので、併せてご参照ください。