AutoCADで図面を編集している際、「先頭が数字で始まっている文字だけをまとめて選択したい」と感じることはないでしょうか。 数字で始まる文字とアルファベットなどで始まる文字が混在している状態から、手作業でひとつずつ選択していくのは手間がかかります。
このような場面では「ワイルドカード」を使用することで、効率よく目的の文字だけを選択することが可能です。
使用するコマンドについて
特定の文字を選択・検索するには「クイック選択(QSELECT)」コマンド、または「検索(FIND)」コマンドを使用します。 この記事では、「クイック選択」コマンドを使った手順を解説します。
ワイルドカードを使った具体的な手順
手順は以下の通りです。
コマンドラインに「QSELECT」と入力し、スペースキーを押してクイック選択コマンドを実行します。
ダイアログボックスが表示されたら、「適用先」を「図面全体」に設定します。
「オブジェクトタイプ」のプルダウンから「マルチテキスト」(または「文字」)を選択します。
「プロパティ」の項目から「内容」を選択します。
「演算子」のプルダウンから「ワイルドカード マッチ」を選択します。
「値」の欄に半角で「[0-9]*」と入力し、OKボタンをクリックします。
入力した「[0-9]*」の意味
ここで入力した記号には、それぞれ以下のようなルールがあります。
[0-9] : 0から9までの数字のどれか1文字を表します。角括弧([])でくくるのがポイントです。
* (アスタリスク) : 任意の文字列(文字の種類や数は問わない)を表します。
これらを組み合わせることで、「先頭が0から9のいずれかの数字で始まり、その後に任意の文字が続くもの」という条件を指定できます。 選択後はまとめて削除したり、プロパティを一括変更したりといった操作がスムーズに行えます。
動画での解説
実際の操作画面を見ながら確認したい方向けに、動画でも手順を詳しく解説しています。 文章だけでは分かりにくい部分は、以下の動画をあわせてご参照ください。