AutoCADで図面を作成している際、「特定の長さの円弧を描きたい」と思うことはないでしょうか。
実は、AutoCADの標準の「円弧」コマンドでは、作図時に直接円弧の長さを指定することができません。そのため、指定した長さの円弧を作図するには、「一度任意の円弧を作成し、後から指定の長さに変更する」という手順を踏む必要があります。
この記事では、その具体的な操作手順を分かりやすく解説します。
使用するコマンド:LENGTHEN(長さ変更)
円弧の長さを指定の寸法に変更するには、「LENGTHEN(長さ変更)」コマンドを使用します。
操作手順
まずは、画面上に任意の大きさで円弧を一つ作成しておいてください。その後の手順は以下の通りです。
コマンドを実行する キーボードで
LENGTHEN(または短縮コマンドのLEN)と入力し、Enterキーを押します。 (リボンメニューから選択する場合は、[ホーム]タブ > [修正]パネル > [長さ変更] をクリックします。)「全体」オプションを選択する コマンドラインにオプションが表示されるので、「全体(T)」を選択します。キーボードで
Tと入力してEnterを押すことでも選択可能です。変更後の長さを入力する 「全体の長さを指定」と求められます。ここで、作成したい円弧の長さを数値で入力し、Enterキーを押します。
対象の円弧を選択する 長さを変更したい円弧(あらかじめ作成しておいた円弧)をクリックして選択します。
コマンドを終了する 円弧の長さが指定した数値に変更されたことを確認し、Enterキーを押してコマンドを終了します。
これで、指定した長さの円弧の完成です。
動画での解説
文章だけでは分かりにくいという方に向けて、実際のAutoCAD画面を使った操作動画をご用意しました。 細かいマウスの動きやコマンドの流れを確認したい方は、ぜひ以下の動画もあわせてご参照ください。