【AutoCAD】パラメトリック機能で穴(円)を中央に拘束する方法

 AutoCADのパラメトリック機能を活用し、部品や図形の中央に穴(円)を配置・拘束する方法について解説します。

この設定を行っておくと、後から図面のサイズを変更した場合でも、円の位置が自動的に中央へと追従するため、修正作業の手間を省くことができます。


水平寸法の拘束に「式」を活用する

穴を常に中央に保つためのポイントは、寸法拘束を行う際に単なる数値ではなく「式(計算式)」を用いることです。

具体的な設定の流れ:

  1. ベースとなる図形(長方形など)の全体の幅に寸法拘束を設定します(ここでは例として、自動的に割り当てられた寸法名が d1 だと仮定します)。

  2. 図形の端から、円の中心までの距離に対して寸法拘束を設定します(寸法名 d2 )。

  3. パラメータ管理を開き、d2 の値(計算式)の欄に d1/2 と入力します。

このように設定することで、全体の幅(d1)をどのように変更しても、円の中心までの距離(d2)は常にその半分の値を保ちます。結果として、穴が常に図形の中央に配置され続ける仕組みです。


動画での詳しい解説

実際の画面操作の流れや、数式の入力手順については動画で解説しています。 テキストでは分かりにくい操作の確認にご参照ください。