AutoCADのパラメトリック機能を活用し、部品や図形の中央に穴(円)を配置・拘束する方法について解説します。
この設定を行っておくと、後から図面のサイズを変更した場合でも、円の位置が自動的に中央へと追従するため、修正作業の手間を省くことができます。
水平寸法の拘束に「式」を活用する
穴を常に中央に保つためのポイントは、寸法拘束を行う際に単なる数値ではなく「式(計算式)」を用いることです。
具体的な設定の流れ:
ベースとなる図形(長方形など)の全体の幅に寸法拘束を設定します(ここでは例として、自動的に割り当てられた寸法名が
d1だと仮定します)。図形の端から、円の中心までの距離に対して寸法拘束を設定します(寸法名
d2)。パラメータ管理を開き、
d2の値(計算式)の欄にd1/2と入力します。
このように設定することで、全体の幅(d1)をどのように変更しても、円の中心までの距離(d2)は常にその半分の値を保ちます。結果として、穴が常に図形の中央に配置され続ける仕組みです。
動画での詳しい解説
実際の画面操作の流れや、数式の入力手順については動画で解説しています。 テキストでは分かりにくい操作の確認にご参照ください。